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【強敵】笹の駆除方法

2021年1月4日

ども まことじいさんです。

庭の雑草取りは大変ですよね。
タンポポなどは簡単に抜くことが出来ますが、笹の類は抜けないし、上の葉の部分だけ刈り取ってもまたすぐに生えてきます。

以前は葉が伸びてくるたびに刈り取っていましたが、何とか枯らす方法は無いかと色々調べて実施してみました。

結果、時間はかかりましたが、何とかグリホサート系の除草剤を利用して、駆除出来ました。

除草剤には使用するうえで気を付けなければならない事も多いですので、除草剤を使わない方法も含めて紹介していきたいと思います。

熱湯をかける

古くからある笹の駆除方法のひとつです。
実際に笹に熱湯をかけると地上に露出している部分は一旦は枯れます。

しかし、これは人間が熱湯に触れると火傷をするようなもので、笹は地下茎を伸ばして繁殖する植物なので、地下茎が生き残っていれば葉や茎は再度生えてきます。

結果的に、熱湯は地下まで浸透する間に冷めてしまい、地下茎を駆除することは出来ないので、根本的な解決には至らないようです。

塩をかける

農作物の塩害をみても明らかなように、土壌に塩が入ると吸水や育成が阻害され、植物には致命的なダメージを与えます。

当然に、笹を根絶することも可能ですが、塩は土壌に長期間残るため、他の植物も育たなくなります。

また雨水などで流出した場合、近隣の土壌にも影響を与える可能性もありますし、コンクリート等の建築物にも影響を及ぼしかねませんので、避けた方が良いでしょう。

土を掘り返して地下茎や根を全て取り除く

笹の生えている部分の土を掘り返して、全ての地下茎や根を取り除くことが出来れば、一番確実な方法です。

しかし、30㎝以上の深さまで鍬などで掘り返すのは、狭い範囲であっても大変な労力がかかります。

もし広範囲であれば造園業者に依頼してに重機を使っての除去になるのではないでしょうか。

費用も1㎡あたり安くても3000円位はかかりますし、わずかでも地下茎が残ってしまえば笹は再生してしまいます。

地上部分を繰り返し刈る

笹は、地下茎が死滅してしまえば駆除出来ます。

笹の地上に出ている葉や茎を繰り返し刈ってしまえば、光合成を阻害し育成を阻むことができます。

長期にわたる作業にはなりますが、最終的には、地下茎まで死滅させる事が出来る可能性はあります。

除草剤を使用する

笹の駆除に効果的な除草剤は、ラウンドアップなどの『グリホサート系』のものです。
葉や茎から吸収され、根まで枯らすことが出来ます。

また、土壌に触れると速やかに無害化されるので、笹以外の植物が生えていても使用することが出来ます。

注意点

広範囲の空き地などに使用する場合

晴天の日を選び噴霧器を使用して霧状に噴霧します。

人体に影響は少ないと言われていますが、マスクやゴーグル・ゴム手袋等を使用して人体に直接かからないように注意しましょう。

近隣に影響が及ぶ可能性のある場合

住宅地の庭や近隣に農地がある場合は、誤って影響を及ぼす危険性があるので、小型の霧吹きなどを使用した方が無難です。

晴天の日に葉の表面にしっかり噴霧するとしっかり吸収されます。
もし他の枯らしたくない樹木が近くにある場合は刷毛で塗り付けるようにします。

期間をおいて、何度かこの作業を繰り返すことによって、笹を地下茎ごと除去することが出来ます。

結果

じいさんは最終的にラウンドアップを使用して、結果的に除去することが出来ました。
しかし完全に除去するまでには二年くらいかかりました。

じいさんの場合は、躑躅の植えてある花壇に生えた笹の除去だったので、霧吹きによる噴霧と刷毛を併用してみたのですが、数日後から少しずつ枯れ始め、2か月後には一旦全滅出来たように見えました。

しかし、しばらくすると数本の新しい茎と葉が出てきたので、その葉に再び噴霧することを何度も繰り返し、現在は全く生えてきていません。

グリホサート系の除草剤は、日本ではホームセンターなどで簡単に入手出来ますし、人体への影響は少ないと言われています。
しかし念のため、マスクやゴーグルなどを使用して、吸い込んだり、直接肌にかかったりしないように、十分に気を付けて作業を行ってください。

また、近隣への影響が出ないよう十分に注意して下さい。

もし、この記事が誰かの役に立てば幸いです。