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【現場の本音】工場ワークに向いてるのはどんな人?

2021年1月29日

ども まことじいさんです。

工場ワークって、ちょっと気になっているけど、実際に働くとなると、自分が向いているのかどうか不安ですよね。

じいさんは現在、中小企業の工場で働いていますが、じいさんの経験上では工場での仕事には向き不向きがあるようです。

そこで今日は、工場ワークに向いているのはどんな人なのか、逆にどんな人は避けた方がいいのかについて話していきたいと思います。

性格や資質

単調な仕事に抵抗がない

工場の仕事は多かれ少なかれ大量生産の面がありますので、同じものを何百何千と作ることになります。

じいさんの職場では一つのパーツを何万個単位で作ることもあります。

そのため、同じ内容の作業を何万回も繰り返すことになります。

淡々と同じ作業を続けるのが得意な人には向いていますが、飽きっぽい人や集中力が続かない人には不向きかもしれません。

変化に敏感

大量生産を行う場合、機械の不調や異物の混入などで不良品が発生することがあります。

気づかずに作業を続けてしまうと、不良品を大量に作ってしまう事になりますし、万が一そのまま発注元に納品された場合、大きな問題に発展してしまいます。

もちろん検品は行われるのですが、自動車や家電のリコール、食品の異物混入が少なからず発生していることから分かるように、完全ではありません。

そういった問題を防ぐために重要なのは結局のところ、現場の作業者が異変に気付けるかどうかにかかっています。

機械の異音や、出来上がった製品の見た目のわずかな変化に気付ければ、早期に問題を解決することが出来るのです。
そのため、視覚や聴覚が敏感な人は現場での存在感が大きくなります。

規則をしっかり守れる

工場ではいろんな機械や道具を使って作業を行いますが、慎重に作業を実施しないと危険を伴うこともあります。

作業者の安全確保のため、多くの工場では詳細な規則が定められています。

少しぐらいはルールを外れても大丈夫だろうと考える人がいると、作業者全員が危険にさらされることになりますし、命に関わる重大事故の発生にもつながります。

どんな仕事でも同様かもしれませんが、特に工場ワークでは一人で自分勝手に判断して動くタイプの人は間違いなく向いていません。

粘り強さ

新しい業務を立ち上げる時は、軌道に乗るまで試行錯誤を繰り返すことになります。

機械部品の大量生産の場合は、全ての完成品にコンマ何ミリという精度が求められますので、それを実現するまで粘り強く繊細な調整が必要とされます。

実際に生産ラインに乗ってからも、不具合があれば再調整が必要となりますますので、根気強さが求められます。

身体能力

肉体労働ですので人並みの体力は必要ですが、特別な能力を要求されることはありません。

ライン作業の現場では一定の速度で作業することが求められるので、ある程度のリズム感はあった方が良いかもしれません。

作業内容によって適性に合わせて人員配置されると思いますが、与えられた仕事が自分に合わないと感じたら、早めに上司に相談することをお勧めします。

じいさんの経験上、早めに伝えておけば比較的柔軟に対応してもらえることが多いです。

収入や将来への考え

中小企業の工場では人材の確保が困難なため、正規雇用であれば資格の取得や知識の蓄積によって、早期に昇進することも可能です。

ただし、現状ではそれなりに出世しても、高収入を得るのは難しいと言わざるを得ません。

特殊なスキルを持っていて、大企業からヘッドハンティングされるような人材であれば、かなりの高収入が得られるかもしれませんが、非常に稀なケースでしょう。

どちらかといえば、地道にコツコツ安定した人生を送りたい考えの方には、向いている仕事ではあると思います。

まとめ

基本的に毎日毎日同じような作業の繰り返しになりますので、つい気が緩みがちになる仕事ですが、注意力散漫になると危険です。

今は中小企業の工場でも機械化が進んでいるので、肉体的な負担は工場ワーク未経験の方が思うほど重くはありません。

常に緊張感をもって仕事を続けるのは思いのほか難しいですが、そこをクリア出来れば一つ一つの作業内容はさほど難しいものではないので、興味がある人は一度短期のアルバイトなどで経験してみてはどうでしょうか。

自分に合うかどうか何となくわかると思います。

もしこの記事が誰かの役に立てば幸いです。