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【葬儀費用比較のポイント】後悔しない葬儀社選びの方法

2021年5月14日

ども まことじいさんです。

葬儀の手配というものは、何度も経験するものではないので、希望に合った葬儀社を選ぶのは難しいですよね。

各葬儀社が提示する葬儀プランの内容や費用の比較をしようとしても、何が必要で何が不要なのか分からなければ比較のしようがないと思います。

しかし、葬儀を行う上で最低限どんなものが必要になるかさえ知っていれば、葬儀社が提示する基本プランにどこまで含まれているのか、他に何が必要なのかの判断材料になると思います。

今回は、じいさんが母の葬儀を行った経験から、葬儀に必要不可欠なものを挙げておこうと思います。
葬儀社選びの参考になると思いますので、ぜひ最後までお読みください。

必要不可欠なもの

搬送費用

現在、80%以上の方が病院などの医療機関で亡くなっています。

亡くなった当日に、病院から自宅または葬儀社の安置施設に搬送が必要ですし、葬儀当日に安置場所から葬儀式場までの搬送、葬儀式場から火葬施設までの搬送も必要となりますので、3回分の搬送費用が必要です。
(自宅で通夜・葬儀を行う場合は2回分)

安置施設使用料

自宅にご遺体を安置する場合は不要ですが、自宅に安置することが困難な場合は、葬儀社の安置施設を利用することになります。

個人経営などの小規模な葬儀社では、安置施設を所有していないケースもありますので、確認が必要です。
また、ロッカー式で冷蔵庫タイプの安置施設では、通夜式当日まで面会すら出来ないケースもあります。

ドライアイス

現在では、ご遺体が傷むのを防止するために、葬儀当日までドライアイスを使用します。

特に大都市圏では火葬場が不足しているため、葬儀日程が先延ばしになる場合がありますので、最低でも4~5日分は必要となるでしょう。

枕飾り

仏式で葬儀を行う場合は、安置されたご遺体の枕元で、僧侶による枕経の儀式が行われます。
その際に、枕元には花や団子などが供えられた「枕飾り」の準備が必要になります。

「枕飾り」に必要なものは、地域によって細かな違いがありますので、葬儀に詳しい葬儀社の方で用意してもらえれば安心です。

枕経が済むと、遺族も線香を供えることが出来るようになります。

線香・ろうそく

仏式で葬儀を行う場合「枕飾り」から葬儀終了まで、ろうそくや線香は欠かすことが出来ません。

特に通夜では、一晩中絶やすことなく線香を焚き続けますので、最近では8時間燃え続ける渦巻き型の線香が用いられることも多いです。

さすがに線香やろうそくを用意していない葬儀社は無いと思いますが、別料金になることもあるようです。

最近では「直葬(火葬式)」や「一日葬」など様々な形式の葬儀がありますが、どういった形式の葬儀でも、故人を納める棺だけは必ず使用します。

ほとんどの葬儀社では、数種類の棺が用意されていますが、棺のタイプによっては追加料金が発生する場合があります。また、葬儀社が用意している棺はサイズが限られていますので、故人の体型によって追加料金が発生することもあります。

葬儀社によっては、納棺師が「湯灌」から着替え、化粧まで携わる『納棺の儀』がプランに組み込まれていることもあります。

じいさんが利用した葬儀社では『納棺の儀』に親族が参加することが出来ました。
故人の身体を拭き浄めたり、着替えを手伝ったり、唇に紅をさしたりと全てに関わることができたので、最後のお別れ前の大変おだやかな時間を持つことが出来ました。

仏衣

仏教では、人は亡くなると49日間の死出の旅を行うとされていますので、納棺の前に手甲脚絆の旅支度を身に付けます。これが俗に言う死装束で「経帷子」と呼ばれるものです。
ただし、浄土真宗では「往生即成仏」の考えから、旅支度ではなく簡易的な白装束を用います。

「経帷子」に着替える前に「湯灌の儀」を行うこともあり、葬儀社によっては基本プランに含まれている場合もあります。

また最近では、無宗教の葬儀においては『エンディングドレス』を用いることもあるようです。

白木の位牌

通夜・葬儀の際に祭壇に安置される仮位牌で、四十九日の法要まで自宅の祭壇にも置かれます。
地域によっては大小二つ用意されることもあります。

地域の習慣によって時期は様々ですが、一般的に四十九日の法要以降に塗りの本位牌と入れ替えます。

本位牌は仏具店などに製作を依頼しますが、出来上がりまで数週間かかることもありますので、早めに注文しておいた方が良いでしょう。最近ではネットでも注文することができます。

式場使用料

葬儀社の式場を利用する場合は、式場費用も基本プランに含まれているケースがほとんどですが、それ以外の公営の斎場や、公民館などを利用して葬儀を行う場合は別途費用が必要となります。

葬儀社の基本プランには、公営斎場などを利用する場合の式場利用料も、一定金額含まれていることが多いです。
ただし、東京都23区などでは式場利用料が高額になる場合があり、一定額を超えると追加料金が必要になることもあります。

親族控室

一般参列者は開式時間に合わせて式場を訪れることが多いですが、親族は通夜・葬儀よりも早い時間に式場に入ることが多いので、開式までのあいだ親族が落ち着いて過ごせるスペースが必要です。

家族を亡くしたばかりの遺族にとって、親族がそばにいてくれることは大変心強いものです。
じいさんも、気の置けない親族たちと故人の思い出を語り合ったことで、ずいぶん悲しみが癒されたことを覚えています。

祭壇

かつては白木の祭壇を用いることが多かったですが、近年では出棺前に棺に花を手向けるケースが増えているため、祭壇に多くの花を飾った『花祭壇』を用意する葬儀社が多いです。

小規模な家族葬などでは、式場自体が大きくないので、必要以上に大きな祭壇は必要ありません。
祭壇に供えられるものは、地域によって異なりますが、そのあたりは葬儀社のスタッフが良く知っており、宗派に合わせて用意してくれますので、心配ありません。

焼香台

通夜・葬儀の際に、参列者が焼香するための台で、抹香が入った焼香盆が二つほど用意されることが多いです。
参列者が多い場合は、焼香台を複数用意することもあるようです。

焼香の作法は宗派ごとに違いますが、一番大切なのは故人の冥福を祈る気持ちなので、あまり形式にこだわる必要はありません。(と、じいさんの菩提寺の住職が言ってました)
実際に、参列者が多い葬儀では「焼香は一回でお願いします」といった案内をされることも少なくありません。

遺影

祭壇に飾る故人の写真です。
かつては故人の写真に喪服を合成して、黒の額縁に入れたものが多かったですが、近年では画像加工技術の進歩により、だいぶ様変わりしています。

生前の服装のままで、背景に花などの装飾を施したものが多く、額縁も様々な色が選べます。
また、正面を向いていない写真を用いることも多くなっているようです。
できるだけ故人が気に入っていた写真を用意してあげましょう。

骨壺

骨壺は、全部収骨が主流の関東では7~8寸、部分収骨が多い関西では3~5寸のものを使用することが多いようです。

シンプルな昔ながらの白い骨壺から、装飾性の高い骨壺まで様々な骨壺が用意されていますが、装飾性が高いものほど高価になり、追加料金が発生する場合があります。

受付台

通夜・葬儀で香典の受付を行う場所です。
受付台には会葬礼状や返礼品を用意しておき、香典を受け取ったら芳名帳に記帳したもらい、会葬礼状と返礼品を渡すのが、一般的な流れとなります。

葬儀社の式場にはもともと受付台が設置されていることが多いですが、公民館などを利用する場合は、用意しておく必要があります。

会葬礼状

受付で香典を受け取る際に渡す会葬礼状ですが、多くの葬儀社では基本プランに含まれていることが多いです。

ただし、葬儀社によって用意される数はあらかじめ決まっていることが多いので、多数の参列者が見込まれる場合は、追加注文しておく必要があります。

じいさんの経験では、葬儀に参列できなかった方が、後日弔問に訪れることもありますので、あまった会葬礼状は自宅に保管しておくことをおすすめします。

プランに含まれていた方が良いもの

付き添い安置

本来、通夜とは遺族が一晩中故人に付き添うものでしたが、最近では葬儀社によって付き添い安置ができない場合があるようです。

ですので通夜式後に、一晩中故人に付き添うことを希望する場合は、葬儀社選びを慎重に行う必要があります。

一部の葬儀社では、付き添う遺族の為の宿泊設備(専用のトイレやバスルームなど)が供えられているところもありますので、事前にしっかり確認しておけば安心です。

司会や運営スタッフ費用

葬儀は施設が揃っていれば出来るというものではありません。
良心的な葬儀社ならば、葬儀進行に関わるスタッフの費用も、基本プランに含まれています。
滞りなく葬儀を行うためには、しっかりと教育を受けた式場スタッフの存在は不可欠となります。

最近では、葬儀社の多くが事前相談会などを開催していますので、そういった席でのスタッフの立ち居振る舞いを確認しておけば、葬儀社のレベルを知ることができます。

火葬手続き代行

本来は「死亡診断書」を持参のうえ「死亡届」を役所に提出して「火葬許可証」を受け取ってくるのは喪主の仕事ですが、最近ではほとんどの葬儀社で代行してくれます。

また「死亡診断書」は、役所の手続きや保険金請求などで必要になりますので、5~10部ほどコピーしておくことをおすすめします。
あとから病院で再発行してもらうことは可能ですが、一部当たり数千円の費用がかかります。

後飾り祭壇の設置

一般的に、荼毘に付された遺骨は、四十九日の法要まで自宅に安置されます。
遺骨や遺影、位牌などは、自宅に設置された『後飾り祭壇(中陰祭壇)』に安置します。

最近では、この『後飾り祭壇』の設置も、葬儀社の基本プランに含まれることが多いようです。
『後飾り祭壇』は四十九日の法要以降は不要になるため、片付けやすい段ボールで出来た簡易的な祭壇を設置することが多いようです。
祭壇に必要な花立や燭台、香炉などの仏具まで準備してくれる葬儀社もあります。

必要不可欠だが葬儀一式に含まれない費用

火葬費用

遺体を荼毘に付すための火葬費用は、別途用意する必要があります。
東京23区などでは、利用できる公営の火葬場が少ないため、民営の火葬場を利用せざるを得ないのが現状のようで、火葬費用も5~10万円ほどかかります。

一方、地方では自治体が運営する火葬場を、対象地域の住民は無料で利用できることも多いようです。
東京都でも23区以外の市部では、公営の火葬場を無料で利用できる地域がたくさんあります。

僧侶へのお布施

一般的に、通夜・葬儀を執り行う僧侶へのお布施は、30~50万円ほどとされています。
ただし高位の戒名を授けてもらう場合は、位が上がるにつれお布施も高額になります。

また、最近では菩提寺を持たない方も多く、付き合いのある僧侶がいない場合も多いでしょう。
そういった場合は、葬儀社に相談すると、比較的少ない費用で僧侶を紹介してもらえることもあります。

飲食費用

通夜振舞いや精進落としなどの飲食費用は、葬儀一式の費用には含まれません。

ですが、会食スペースを併設している式場であれば、葬儀社に手配を依頼することは可能です。
葬儀社に手配を依頼した場合は、前日まで数量変更が可能というケースが多いようです。

もし、式場に会食スペースが無い場合は、喪主自身で飲食店などを予約する必要があります。

引き出物

かつては、四十九日の法要を済ませた後、忌が明けてから香典返しを行うのが一般的でしたが、現在では葬儀に参列された方に引き出物を渡すことで、香典返しの代わりとすることも多いようです。

引き出物の中身は、乾物や焼き菓子など日持ちするものなので、あらかじめ葬儀社に多めに用意してもらって、不要な分は葬儀当日に返品するという仕組みが多いようです。

全国対応、低価格のシンプルな葬儀【小さなお葬式】

チェックすべきポイント一覧

必要不可欠なもの

  • 搬送費用
  • 安置施設使用料
  • ドライアイス
  • 枕飾り
  • 線香・ろうそく
  • 仏衣
  • 白木の位牌
  • 式場使用料
  • 親族控室
  • 祭壇
  • 焼香台
  • 遺影
  • 骨壺
  • 受付台
  • 会葬礼状

プランに含まれていた方が良いもの

  • 付き添い安置
  • 司会や運営スタッフ費用
  • 火葬手続き代行
  • 後飾り祭壇の設置

上記のものが基本プランに含まれている葬儀社を利用すれば、追加で必要になる費用を最小限に抑えることが出来ます。
また、上記の条件を満たした葬儀社を費用面で比較することも可能になります。

最近では、全国数千の葬儀社と提携している『葬儀ブランド』も複数存在しており、そういった『葬儀ブランド』を利用すれば、各葬儀社に直接依頼するより費用を抑えられます。

ここでは、そういった『葬儀ブランド』をいくつか紹介しておこうと思います。

オススメ葬儀ブランド

小さなお葬式

全国対応、低価格のシンプルな葬儀【小さなお葬式】

「小さなお葬式」は、全国4000の式場と提携しており、近くの式場で葬儀を行うことができます。
「小さなお葬式」の『小さな家族葬プラン』には、上記条件がすべてプランに含まれており、資料請求やアンケートへの回答で割引され、税込み438,900円(式場利用料 税込み100,000円)で葬儀を行うことが出来ます。

オプションで食事手配(通夜振舞い・精進落とし)も利用可能ですし『湯灌』も行うことが出来ます。

また、寺院手配も180,000円で利用可能です。
葬儀一式に必要な戒名授与・通夜式読経・告別式読経・式中初七日読経・炉前読経が全て含まれています。

さらに「小さなお葬式」では、葬儀費用に備えた『葬儀保険Any』も用意されていますし、30日前に申し込みすれば『早割』が適用されます。『早割』は、申し込みが早いほど割引率が高くなる仕組みです。

支払い方法も現金はもちろん、クレジットカードやローン分割払い(36回)に対応しています。

よりそうお葬式

『よりそう家族葬二日プラン』

家族中心の小規模で“通夜・告別式”をゆっくりと行います 気兼ねのない間柄だけで集い、二日間にわたりゆっくりとお別れができるお葬式プランです。 ご家族や親族だけでなく、親しい友人もお呼びすることができます。

「よりそうお葬式」も、全国4000の式場と提携しており、近くの式場で葬儀を行うことができます。
「よりそうお葬式」の『よりそう家族葬二日プラン』には、上記条件がすべてプランに含まれており、税込み473,000円(式場利用料50,000円)で、葬儀をあげることが出来ます。

また、事前に資料請求(無料会員登録)+アンケート回答すれば66,000円の割引が適用されますので、税込み407,000円になります。

『よりそう家族葬二日プラン』には、メモリアルコーナー(故人さまが好きだったものを飾り、お人柄を偲ぶ空間)の設置や、ラストメッセージ(ご遺族や参列者さまが書いたメッセージを、棺の中に入れ思いを届けます)も含まれています。
また、オプションで食事手配(通夜振舞い・精進落とし)も利用可能ですし『湯灌』も行うことが出来ます。

菩提寺を持たない方は、寺院手配も160,000円で利用可能です。
葬儀一式に必要な戒名授与・通夜式読経・告別式読経・式中初七日読経・炉前読経が全て含まれています。

支払い方法は、現金・コンビニ払い・クレジットカード・ローン分割払い(36回)に対応しています。

よりそう満足保障
『よりそうお葬式』では、皆様に間違いのないお別れの場をご提供するため、万が一にでも葬儀の施行内容にご満足いただけなかった場合、火葬料金、読経・戒名等の宗教費用を除く葬儀費用の全額を返金させていただくことをお約束しています。

まとめ

今回「必要不可欠なもの」に記載した条件がプランに備えられていれば、葬儀を行うことは可能ですし「プランに含まれていた方が良いもの」も含まれていれば、後悔することは少ないと思います。

とかく内訳が不明瞭になりがちな葬儀費用ですが、今回紹介した『葬儀ブランド』では、比較的わかりやすい価格設定になっていますし、必要最低限のものだけに絞って、費用を抑えています。

また、複数社から一括で資料を取り寄せることができるサイトを利用するなど、葬儀社選びの方法は他にもあります。
そういった方法でも、今回紹介した条件が参考になると思いますので、ぜひ利用してみてください。

もし この記事が誰かの役に立てば幸いです。