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【超初心者向け】料理の基本のきほん

2021年5月17日

ども まことじいさんです。

『料理レシピ』はたくさん見つけることができますが、レシピ通りに調理できていますか?

多くのレシピは、基本的に料理経験があり、ある程度の知識を持っている前提で作られていますので、今まで全く料理をしたことが無い人にとっては、なかなか上手くできないと思います。

また、料理に慣れている人は、手早く作業を進めることが出来ますが、不慣れな人にとっては困難でしょう。
結果的に、もたもたしている間に「焦げる」「煮崩れる」ことになってしまうことが多いようです。

そこで今回は、今まで全く料理経験が無い人向けに、料理の基礎と超初心者でも失敗しない調理法について書いていきたいと思います。
普段から料理している方にとっては、あまり役に立たないと思いますが「焼き物を焦がしてしまう」「煮物がうまく作れない」といった方には、ヒントになるかもしれません。

ぜひ最後までお読みください。

お米の研ぎ方

いやいや、お米の研ぎ方知らない人は、さすがにいないでしょ‼

と思いますよね。
でも、先日SNSで炊飯器の内釜の3合の線までコメを入れて、適当に水を入れて炊いた大学生の失敗談が話題になってました。

ですので、一応お米の研ぎ方を簡単に説明しておこうと思います。

使うもの

  • 1合(180㏄)用の計量カップ
  • ボウルとざる(ボウルとざるがセットになったものが100均で売ってます)

お米の研ぎ方

むかしは精米技術が未発達だったので、ぬかなどを取り除くため一生懸命に「コメを磨く」必要がありましたが、現在市販されているお米は、しっかり精米されているので必要以上に研がなくても大丈夫です。

また炊飯器についても、最近では内釜はしっかりコーティングされているので、内釜でお米を研いでも問題ありません。炊飯器を買うと1合(180㏄)用のカップが付属していることが多いです。

もし、付属していない場合は、100均でも売ってますので、用意しましょう。カップにすりきり一杯で1合です。すりきりとはカップのふちギリギリまでですので、しっかり量りましょう。

  1. 必要な量のお米をボウルとセットにしたざるにに入れて、水をコメが浸かるくらい入れたら指先を立てて、やさしくかき混ぜます
  2. 一旦にごった水を捨てて、再び水を入れて研ぐ作業を3~4回くり返すと、だんだん水がにごらなくなります
  3. 水をきった米を炊飯器の内釜に入れてから、お米の量に合わせて炊飯器の内釜の線まで水を入れます。(水を先に入れないように)
  4. 15分ほど経ってから炊飯器のスイッチを入れます
  5. ご飯が炊けたら15分ほど蒸らします(炊飯器のふたを開けずに待つ)
  6. 蒸らしが終わったら、しゃもじでやさしくかき混ぜます

包丁の使い方

料理に不慣れな人は、包丁を使うと手を切ってしまう事が多いですが、これは包丁を握る際に力が入りすぎていることが原因です。

包丁の背(上部の刃が付いていないところ)に人差し指をそえ、軽く握るよう意識しましょう。
また、上から下に向けてまっすぐ包丁を下ろす人がいますが、基本的に包丁は前に押しながら、または手前に引きながら使わないと、うまく切れません。

左手は爪先を立てるようにして押さえ、包丁の側面を当てるようにすれば、手を切りにくいです。

焼く

フライパンで肉や魚を焼くときは、火を点けない状態で食材を並べて、弱火で焼くようにすると失敗しません。
特に、鶏肉やブリなどの照り焼きは焦げやすいので、こうした方が良いと思います。

ちなみに、照り焼きを作る際は『醤油1:みりん1』の割合でタレを作り、鶏肉や魚を30分ほど浸けてから焼くと美味しく仕上がります。(甘めの味付けにしたい方は、少し砂糖を加えてください)

本来は、強火で表面を焼いてから、弱火にして中まで火を通す方が良いのですが、不慣れな人はなかなか手早く調理を進めるのが難しいので、表面だけ黒焦げで中心が生という状態になりがちです。

弱火でじっくり火を通して、片面にしっかり焼き目がついたらひっくり返して、もう片面も火を入れるようにすれば、失敗が少なくなると思います。

また、牛肉のステーキなどでレアにしたい場合は、一度冷凍して半解凍の状態で焼くと、火が通りすぎるのを防げます。

煮物

ほとんどの料理は出来立てを食べるのが美味しいですが、煮物だけは出来立てがベストではありません。

筑前煮や肉じゃがなどを作る際に、しっかり味を染みさせようと、煮込みに時間をかけるとだいたい煮崩れてしまいます。
実は、煮物に味が染みるのは「冷めていく時」なので、食材に火が通ったら火を止めて、一度冷ましましょう。

また、肉じゃがを作るときは、じゃがいもをレンジで温めて、最後に加えるようにすると煮崩れが防げます。
玉ねぎやにんじん・お肉などを軽く炒めてから水を加えて、しっかりあくをとってから味付けをします。

その後、じゃがいも(200gなら500Wで2分位レンジで温める)を入れて、10~15分ほど煮たら火を止めて、一旦冷ましておけば味が染みて美味しく仕上がります。
この方法は、カレーやシチューを作る際にも使えますので、覚えておくと便利です。

また、煮物の味付けに自信が無い方は、市販のめんつゆを利用すると失敗がないと思います。
めんつゆには、だし・醤油・みりん・酒など煮物に必要な調味料はすべて入っていますし、濃縮タイプなら水で薄めるだけ(煮物に使用する時は何倍と記載されています)なので、誰でも簡単に味付けができます。

まとめ

あなたのお母さんも、料理上な友人も、最初から上手だったわけではありません。
じいさんも飲食業界で長く働いていたので、そこそこ料理は出来ますが、最初は失敗ばかりでよく叱られました。

今まで料理をしてこなかったけど「これから料理を覚えたい」と考えている方は、とりあえず調理してみてください。始めない事には、出来るようには決してなりません。

初心者が料理で失敗するのは、最初から最後まで強火で調理して焦がすパターンです。
弱めの火加減を心がけておけば、ひどい失敗はしないと思うので、慣れるまではゆっくり時間をかけて料理してみてください。

また、現在では「クックパッド」などで、レシピは無数に手に入りますが「レシピ通りに作ってるはずなのに美味しくできない」という方は、今回紹介した方法を試してみてください。

もし この記事が誰かの役に立てば幸いです。