【フリー素材】タダピクを利用した無料画像・イラストの探し方
ども まことじいさんです。
ブログの資料として画像が必要になることが多いですが、ネット上に存在する画像は何でも使ってよいわけではないので注意が必要です。
写真やイラストなどの作品は著作権法上の著作物にあたり、創作者が著作権を有するため、勝手に利用すると著作権の侵害にあたる可能性が高いです。
ただし、この著作物の利用法は著作権者に決定権があるため、著作権者が著作物に対して『無償での利用』を許可した場合は、当該著作物を利用しても著作権侵害には当たりません。
さらに『商用利用可』となっていれば、企業のホームページや個人ブログなどに掲載する際に、著作権者の許可を得る必要はありません。
まぁ簡単に言うと『商用利用可の無料素材』なら「ブログに使ってもOK」ですよってことです。
今回は『商用利用可の無料素材』の一括検索サイト【タダピク】の使い方と、ブログに使える画像の探した方について、書いていきたいと思います。
この記事を読めば、画像の著作権に関するトラブルを防ぐことが出来ると思いますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
【タダピク】とは
『商用利用可の無料素材』を掲載しているサイトは、実は非常にたくさんありますので、自分の欲しい画像を探すために、そういったサイトを一つずつ回っていくのは、効率的ではありません。
このような『商用利用可の無料素材』を一括検索できるのが【タダピク】さんなのです。
【タダピク】さんは、商用利用可・クレジット表記不要のフリー素材・無料画像サイトだけを対象とした横断検索エンジンで、2021年5月現在、43の『商用利用可の無料素材』サイトの画像を、横断的に検索することが可能です。
【タダピク】の使い方～基本編～
【タダピク】トップページの検索窓にキーワードを入れて検索すれば、キーワードに合致した写真やイラスト、シルエットなどの素材が表示されます。
表示された画像の中に自分の希望に合う画像があれば、画像をクリックすることで対象サイトページに飛びます。
サイトによって画像のダウンロード方法が多少異なりますが、特に難しい作業は必要ありませんので、誰でも簡単に画像を取得することが出来ます。
【タダピク】の使い方～応用編～
上記のように【タダピク】さんは、非常に便利なサイトですが、検索に合致した全ての画像が表示されるわけではないようです。
ですので、時には希望の画像が見つからないこともあります。
そういった場合は『無料サイト比較』タブを利用して、各サイトの特徴を確認してみてください。
各サイトに掲載されている『画像素材の種類』や『ジャンル』および『サイトの特徴』が記載されていますので、自分の希望に合いそうなサイトを訪れて、サイト内検索してみると希望に近い画像が見つかることもあります。
また【タダピク】さんを経由して行きついた無料画像サイトの中に、気に入ったサイトがあればブックマークしておいて、シチュエーションに合わせて各サイトを使い分けると、さらに希望の画像にたどり着きやすくなります。
例えば『悲しい』などのネガティブな感情は、直接的な写真を使うより、表現の柔らかいイラストを利用した方が良い場合もありますし、シルエット画像の方が伝わりやすい場合もあります。
また、同じ『海』の写真でもカメラマンによって表現が違いますし、フォーカスする部分も異なりますので、それぞれ使い分けると、ブログ記事の内容を効果的に伝えることができます。
画像を探す際に【タダピク】さんを利用するだけでなく、いろいろな無料画像サイトを利用シーンごとに見付けておけば、延々と無料画像サイトをさまようことも少なくなり効率的です。
オススメ無料画像サイト
ここでは、じいさんが普段からお世話になっている無料画像サイトをいくつか紹介したいと思います。
いらすとや
言わずと知れた無料イラストサイトの代表格【いらすとや】さんです。
優しいタッチのイラストで、人物から建物まであらゆるジャンルのイラストが無料で利用できるので、大概の素材は見つかります。
時事ネタへの対応も早く『マスク』などの素材も数多く用意されています。
最近では『ONE PIECE』とのコラボイラストもあり、様々なシーンで活躍してくれる、イラストの宝庫ですので、ぜひ利用してみてください。
pixabay
海外の写真共有サイトですが、日本語に翻訳されており、2.300万点以上の高品質な画像が利用できます。
多くのクリエイターの作品が用意されているので、素材それぞれに違った風合いがあるので、自分の感性に合う素材がきっと見つかります。
掲載されている写真は、どれも高画質でサイズも数種類用意されていますので、希望のサイズでダウンロードすることが可能です。
各素材にクリエーターさんのクレジットが表示されますが、ダウンロードした素材には表示されません。
ただ、無理のない範囲で画像にクリエーター名を添えてあげると、クリエーターさんへの応援になります。
ダ鳥獣ギ画
日本最古の漫画ともいわれる『鳥獣戯画』を、TOPECONHEROESダーヤマさんが、現代の世相に合わせてアレンジしたイラスト素材サイトです。
本家の『鳥獣戯画』も、当時の世相を擬人化により風刺する作風ですが『ダ鳥獣ギ画』もTOPECONHEROESダーヤマさんの『鳥獣戯画』に対するリスペクトを感じる作品ばかりです。
カエルなどの動物を擬人化することにより、表現が柔らかくなっているため、シニカルな内容もオブラートに包んだ感じで、使いやすく感じると思います。
『ダ鳥獣ギ画』さんに掲載されている作品自体が素晴らしいので、じいさんは素材探しの際はもちろんですが、好きな作家さんの個展を覗くような感覚で、時々サイトを訪れちゃいます。
フリー素材ドットコム
『フリー素材ドットコム』さんも、人物から風景まで幅広いジャンルの素材が揃っていますが、特に『食べ物』の素材がたくさん用意されているのが特徴です。
また、様々な事象を『猫』を利用して表現された作品も独特ですし、シニアモデルさんを採用している『じぃばぁ』も、コミカルでクスッと笑える作品が多数用意されています。
『フリー素材ドットコム』さんに掲載されている風景写真は、独特の視点で切り取られたものが多いので、他のサイトでは見付からないような写真も入手できる可能性があります。
フォトスク
『フォトスク』さんでは、4000pxを超える高画質写真が約7000枚掲載されていて、無料でダウンロードできます。
写真やイラストは365日アップされ続けているので、季節ごとに移り替わる風景などの写真も、タイムリーに入手することが可能です。
また、風景写真には高画質で芸術的な作品も数多く掲載されていますので、背景などに利用する写真も探すことが出来ると思います。
PAKUTASO
幅広いジャンルの素材が揃っている『PAKUTASO』さんですが、とくに年中行事の写真は他のサイトに比べ豊富だと思います。
また、他の画像サイトでは見かけることの少ない不気味な『ホラー』ジャンルの写真や、ツッコミどころ満載の『どうしてこうなった』などの面白ジャンルも『PAKUTASO』さん独特のセンスで集められており、マニアックな素材が多いのも特徴です。
ただ、画像にキャプションを添えておかないと、何の写真だか分からないものも多いので、利用する際はキャプションを記載しておくことをオススメします。
その他のオススメ無料画像サイト
photo AC
『photo AC』は、無料会員登録が必要ですが、高品質な写真が無料でダウンロード可能で、加工や商用利用もOKなので、安心して利用することができる写真のフリー素材サイトです。
多数の登録クリエイターさんが、日々新しい写真をアップロードしてくれていますので『photo AC』を利用すれば、画像探しに苦労せずに済むと思います。
さらに『photo AC』に無料会員登録をすると、フリーイラスト素材の『イラストAC』や、フリーシルエット素材の『シルエットAC』などのグループサイトも利用可能になります。
有料で画像取り放題の『プレミアム会員』もありますが、無料会員でも十分に役に立つので、まずは無料会員登録から始めて、必要を感じてから有料会員登録を検討することをオススメします。
無料会員登録だけで、多彩な素材を利用することが出来るオススメの無料画像サイトですので、ぜひ利用してみてください。
blog.foto
写真素材 pro.foto
『blog.foto』さんは、他の無料画像サイトと異なり、掲載画像をダウンロードしてブログに利用することは出来ませんが、リンクを貼る形でブログに画像を掲載することができます。
「ブログ用タグを発行」をクリックするとコードが表示されますので、カスタムHTMLを利用して記事に貼り付ける感じです。
他のサイトとは利用法が異なるので「その他のオススメ画像サイト」に入れましたが、掲載されている写真は雑誌などで活躍中の現役カメラマンの作品ですので、間違いなくクオリティーは高いです。
まとめ
今回紹介したサイト（blog.fotoを除く）に掲載されている素材は、すべて商用利用可・クレジット表記不要のフリー素材ですが、各サイトごとに利用規約が設定されていますので、規約に沿う形での利用をお願いします。
また、無料画像サイトに掲載されている素材は、高品質の作品が多いですが、それでも満足できない場合は、比較的安価で購入できる『stock.foto』などの有料画像サイトもありますので、利用を検討してみてください。
【タダピク】さんのトップページには、有料画像サイトの特徴や価格一覧も掲載されています。
無料画像サイトに掲載されている素材のクリエーターさんたちは、知名度をアップさせるために、あえて無料で素材を提供してくれていることが多いので、気に入ったクリエーターさんの作品と名前をSNSなどにアップしてあげると、応援になると思います。
もし この記事が誰かの役に立てば幸いです。