【子供が喜ぶ贈り物】ぬいぐるみが話し出すガジェット
ども まことじいさんです。
じいさんには、3歳半と2歳の女の子の孫がいるのですが、クリスマスプレゼントとして贈った玩具で非常に喜ばれたものがあります。
それが、ぬいぐるみに取り付けてスマホで操作できる『Pechat』というガジェットです。
今日はこのPechatを紹介したいと思います。
目次
Pechatって何?
Pechatとは直径4,5cmのボタン型スピーカーで、ぬいぐるみや人形に取り付けて『お話させる』ことが出来るようにするガジェットです。
操作はスマホアプリで行うことが出来ますし、他にも歌を歌ったり、昔話を語ったりなど多用途に利用できます。
充電式なので電池不要で、サイズは誤飲事故が起こらないように大きめに作られています。
ぬいぐるみに縫い付けるか紐等で括り付けることで、小さな子供はまるでぬいぐるみ自身が話しているように感じるようです。
Pechatで出来ること
- アプリを使って文字入力した文章をかわいい声で読み上げる
- スマホで吹き込んだ声を可愛い声に変換して話す
- セリフリストを利用して30カテゴリー・1000以上のセリフから、シチュエーションに応じて呼びかけや質問、リアクションなどのセリフを選ぶことが出来る
- 20曲の歌が収録されているので、好きな歌を選んで歌う
- 20話の昔話が収録されているので、読み聞かせ出来る
- おまかせモードとして『おしゃべりモード』(声に反応して数種類のおしゃべり)と『まねっこモード』(話しかけた言葉を真似する)を搭載しているので自動でおしゃべり
- あかちゃんモードでは、泣き声検知機能で赤ちゃんが泣きだしたことをスマホにお知らせしたり、おやすみの為の音声やメロディーを16種類の中から選んで流したり出来る
- イヤイヤモードでは、「イヤイヤ期に、ウフフとアハハを。」をモットーに活動する研究チームのイヤイヤ研の監修のもとイヤイヤ期向けのセリフを700以上収録
他にも、Pechatアプリの英語版を利用して、幼児期から英語に触れあうことが出来ますし、現在の簡易的な自動モードをより進化させる『ほぼ自動おしゃべりプロジェクト』も進行中ですので、将来的にはさらに用途が広がると思います。
【ほぼ自動おしゃべりプロジェクト】の詳細はこちらからどうぞ。
現在はiOSのみですが『らくらくモード』も用意されていて「ざつだん」「しつもん」「クイズ」カテゴリーにそれぞれ10種類ほどのシナリオがあり、最初のセリフを選べば少しの間ですが自動で会話することも可能です。
今後も随時シナリオは追加されるようですし、Androidアプリも2021年の9月に更新予定なので、進化が楽しみですね。
成長に応じた利用法
0~1歳
あかちゃんモードの「泣き声検知機能」を使って見守りに利用したり、おやすみメロディー機能を使って寝かしつけに利用したりできます。
この時期の赤ちゃんは未発達な視覚より聴覚で周囲の状況を感じているいるようで、聞いた音をどんどん覚えていく時期ですので、歌やお話を聞かせるのも良いですね。
また、この時期に正しい英語の発音を聞くことで、将来の英語学習に役立つようです。
1~2歳
この時期になると、徐々に自我が発達してきて自己主張が強くなります。
ただ、自分の希望を言葉で表せないので、親などに意思が伝わらないため癇癪を起したりします。
早い子ではこの時期からイヤイヤ期が始まることもあるようです。
Pechatを使って簡単な挨拶をしたり、ままごとのような遊びで、他の人との関わりの練習をすることが出来ます。
2~3歳
この時期からは自我がしっかり目覚め始めて何でも自分でやりたがりますが、うまくできないことで癇癪をおこしたり、親の言うことを聞かなくなるイヤイヤ期が本格的になります。
親の言うことには反発しますが、ぬいぐるみを通すことで対話することが出来たり、その対話を通じて少しずつ生活習慣を身に着けたりすることの助けになります。
イヤイヤモードを活用して出来るだけ叱ることを減らして、褒めることで自主性を伸ばすことが出来ます。
3~4歳
この時期には徐々に時間の概念が理解でき始め、語彙力も飛躍的に伸びて会話が成立するようになります。
また、自分の気持ちを感覚的に理解し始めますが、うまく言葉に出来ないので大人が教えてあげればどんどん覚えていきます。
自分の感情を言葉に出来るようになると、ほかの人の気持ちを推し量ることが出来るようになります。
また、その日にあった出来事を思い出しながら話すことで、記憶が定着するようになります。
『Pechat』を使って、いろんな言葉に接することで語彙力を向上させたり、対話をすることで社会性の芽生えを助けることが出来ます。
4~5歳
幼稚園や保育園に行くようになると、集団生活のなかで我慢することが増えてきます。
その日に我慢したことや悔しかった事を言葉にして吐き出し、親が話を根気強く聞いてあげることで解消することが出来ます。
ただ、この頃になると親に対して反抗心が出てきて、素直に話せないこともあります。
そんな時でも、『Pechat』を通してなら、その日にあったことや、自分の気持ちを素直に口にできるようです。
また、この頃になると想像力が発達してくるので、物語を聞いて楽しむことが出来るようになります。
5~6歳
この頃になると自分の気持ちをコントロールしたり、約束を守ったり出来るようになります。
また、時間の経過を感じて予定に沿って行動することも少しずつ出来るようにもなります。
ただし、まだ十分なレベルには達していないので、親の指示に反発することもあります。
時間に余裕をもって行動するためにPachetのタイマー機能を利用すれば、事前に何回か声がけをして気持ちの準備を促すことが出来ますので、素直に行動することの助けになるかもしれません。
意外な利用法
じいさんの娘は旦那と喧嘩したときに、Pechatを利用して仲直りすることもあるようです。人形に代弁させるのは良い方法かも知れませんね。
他にもプロポーズに利用したり、誕生日などのサプライズに使う人もいるようです。
また、普通のBluetoothスピーカーとしても利用できるので、子供の好きな歌などを流す用途にも利用できます。
Pachetのデメリット
- スマホで操作する玩具のためスマートフォンは必要ですし、古いタイプのOSでは対応していないので、あまり古いスマホだと使えない可能性があります。
- 1台のスマホで同時に複数のPechatを操作することは出来ませんし、登録したスマホ以外では操作できません。
- 充電式なので1時間半くらいでバッテリーがなくなりますが、うちの孫たちには「眠くなっちゃったみたいだね。」と言うと納得してくれました。
- 今のところ親がスマホで操作しなければならないので、完全に手が離れるわけではありません。誰かが近くにいてフォローしてあげながらだと、子供も楽しく遊べていました。
- 直径4㎝以上のボタン型なので誤飲の心配は無さそうですが、防水仕様ではないので何でも舐めてしまう時期の利用は注意が必要です。
- 本体はボタン型なのでぬいぐるみなどに縫い付けるか縛り付ける必要がありますが、面倒な方はぬいぐるみ付の物も用意されています。
アプリ自体も日々進化して更新されているようなので、今後さらに使いやすくなるかも知れませんね。
まとめ
じいさんは孫二人が取り合わないように、クマのぬいぐるみ付のものを色違いで二つ贈ったのですが、娘が一人で操作できるのは一台だけなので、あまり意味なかったかな。
でも、孫たちは喜んでお話しているみたいなので贈って良かったです。
娘も最初は操作に一生懸命だったようですが、今では慣れて使いこなしているようです。
子供たちがぬいぐるみと一生懸命お話ししている姿は、何度見ても感動するみたいです。
もしこの記事が誰かの役に立てば幸いです。
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